不妊ピア・カウンセラーの藤岡麻美です🐰
2025年ももう半分が終わりましたね。早い…
人にはバイオリズムがあって、私は毎年4月~6月は運気が低迷します。
運気のせいにして逃げることは多々あるけど、気持ちが上がらないのはしんどいですね。
今年の6月もやはり調子が悪かったです笑。
7月に入ってやっと回復しつつあるけど、いろいろと悩んでおります…
つらすぎるとカウンセリングを受けられない
特に人間関係。
昨年から妊+を始動させ、たくさんの方と関わってきました。
その中で感じた
「私はコミュニケーションをとるのが苦手?」
という疑問。
これまで、コミュニケーションをとるのは得意だと思っていました。
だけど、全然うまくいかないんです…
特に仕事関係の方とのコミュニケーションがうまくとれず、お別れをした人もいます。
そのたびに落ち込んで、反省して、同じようにならないように気を付けるのに…
この半年は特に苦しんでいました😂
自分がカウンセラーだから、何度もカウンセリングを受けることを考えました。
だけど、予約フォームまで行って、結局スマホと閉じる…
「いま、話したら自分が壊れてしまいそう」
そんな気持ちになって、だれにも話せず、ひとりで抱えていたんです。
これまでカウンセラーとして
「つらいときは吐き出して。ラクになるから」
と伝えてきたのに、本当につらいときって話すこともできないんだ、と知りました。
「もう少し回復したらカウンセリングを受けよう」
そう思って、苦難の6月を乗り切り、7月1日にカウンセリングを受けました☺
話せるタイミングで話すってすごく大事だな。
つらすぎるときにできる気持ちの保ち方
みなさんは気持ちが落ちたり、心に余裕がなくなるとどんな風になりますか?
私は、部屋が散らかったり食生活が乱れたりします。
散らかっている部屋を見るとさらに気持ちが落ちる。まさに負のスパイラルです。
普段は読書が好きなのですが、心に余裕がなくなると本を読む時間も減っていきます。まさに負のスパイラルです。
だけど、先月は、下旬に開催される「読書会」に参加する予定だったので、心に余裕がなくても読まないといけないという、さらに追い込まれる状況になっていました。
楽しむために参加するはずなのに、「参加しなければ」という気持ちになり、自分でもよくわからない状況です😂
読書会では同じ本を読んで、感想を共有します。
読んでいなくても参加できるけど、どうせなら自分も読んだうえで感想を共有したかったので、読み始めました。
荒れ模様の心を持ちつつ、読み進めていくと、不思議と心は落ち着いてきました。
読書会では「夜空に浮かぶ欠けた月たち」窪美澄さんの本をテーマに、感じたことを共有することになっていたので、ネットで購入して、寝る前に読書タイム。

夜空に浮かぶ欠けた月たち(1) [ 窪 美澄 ] 価格:1,870円(税込、送料無料) (2025/7/19時点) 楽天で購入 |
この本では
・キラキラした同級生に馴染めず学校に行けなくなってしまった女子大生
・忘れっぽくて約束や締め切りを守れず苦しむサラリーマン
・いつも重たい恋愛しかできない女性会社員
・不妊治療を経て授かった娘をかわいいと思えない母親
さまざまな主人公が、同じメンタルクリニックに通っていて、少しずつ心が回復していくという物語。
クリニックの先生とカウンセラーさんにもつらい過去がある。
本を読んでいると、自分にもあてはまる部分がたくさんありました。
カウンセリングでは相談者さんの話したことを
「〇〇だったんですね」
とフィードバックします。
伝え返してもらうことで、
「私は○○だと思っていたんだ」
「○○ではないかもしれないな」
など、一度自分の気持ちを振り返る時間をもてるのです。
本も同じだな、と思いました。
自分では言葉にできなかったもやもやを言い表している表現に出会うと
「私のもやもやはこれかもしれない」
と思う時があるのです。
「夜空に浮かぶ欠けた月たち」に
心の詰まり
という言葉があります。
この言葉、すごく好きだな、と思いました。
元気とか元気じゃないとか、心の状態を表すのではなくて、詰まっていると表現しているところが好きです。
心はいつもと同じようにあるけど、いまは詰まっている。
その詰まりをとれば、もとに戻れそうという軽やかな気持ちになれました。
言葉ひとつで心が楽になることもありますね。
つらいとき
かなしいときは
自分のことでいっぱいいっぱいになる。
誰かと話すことがしんどいときは
本を読む時間をとるのもおすすめです✨

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