不妊ピア・カウンセラーの藤岡麻美です🐰
今日は最近の私の悩みを飾らずありのままに書きます。
何がしたいんだっけ?
実は最近、ずっと悩んでいることがあります。
妊+をリリースして1年が経ち、少しずつできることややるべきことも見えてきたはずなのに迷っている。
関わる人が増えれば増えるほど、私はなにをしたいんだっけ?という問いが大きくなってきました。
「妊+のコアバリューは何ですか?」
そう聞かれたときに答えられませんでした。
想いは出てくるけど言語化できていない。この人もこの人も大事、そう思うほどにわからなくなっていました。
不妊に悩むひとの心を軽くしたくて
大丈夫だよって伝えたくて
支えになりたくて
これまでやってきた。はず。
だけどこの1年は圧倒的にカウンセラーの方と関わる時間が長く、カウンセラーの方がもっと活動できるような環境をつくりたいという想いが強くなっていました。
私もカウンセラーだから気持ちがわかるし、やりたいことは不妊に悩んでいる人の力になること。
いつの間にかカウンセラーを支える人になっていた。
だけどそれでいいと思っています。
実際、カウンセラーになっても思い描いた活動ができずに辞めていく人を見てきたので、カウンセラー自身がしっかりと土台を整えることが不妊に悩んでいる人に届けるためには必要不可欠だと思っているからです。
だから、私は誰に何を届けたいんだろうと悩み、コアバリューがわからなくなっていました。
先日、お昼ごはんを食べに行った定食屋で、隣の席に座っていたご夫婦に声をかけられました。
「まちがっていたらごめんなさい。妊+の方ですか?」
奥さんが私に見せてくれたスマホには妊+のトップ画面。
「え???そうでうすけどなんで???」
状況がわからず、うまく答えられずにいる私に
「いつも励みになっています。今日もクリニックの帰りで…」
と泣きながら私に想いを伝えてくれました。
張りつめていた糸が切れたかのように泣きながら話してくれて。
少し安心したような顔を見せてくれた彼女の笑顔が私の脳裏に焼き付きました。
「これだ、この顔を見るためにいままでやっていたんだよな」
私にかかっていたもやが晴れていくのがわかりました。
届けたい人
届けたいもの
カウンセラーになったときの気持ちを思い出しました。
見えてきたコアバリュー
妊+のビジョン:不妊の経験も人生の彩りに
妊+のミッション:ひとりにさせない
妊+のコアバリュー:〇〇
コアバリューって何ですか?とChatGPTに聞くと
- 何を大切に動くのか
- どんな支援を良しとするのか
- どんな姿勢で決め、行動し、関わるのか
- 迷ったときにどちらを選ぶのか
- スタッフやカウンセラーが共有できる“心の方位磁石”
きっと私の中に核となる想いはあるんだろうけど言葉にできない。
不妊に悩むひとに笑顔を届けたい?
安心を届けたい?
光を照らしたい?
どれもしっくりこないけど、届けたい先は見えました。
でもなんで妊+をつくったんだっけ?
これってひとりでもできそうだよな…
そう思ったときに思い出しました。
言葉を整えずにいうと
そうだ、妊+をつくったのはわたしひとりでは届けられる人も笑顔にできる人も限られていると感じたから。一人勝ちしたいならわざわざカウンセラーを集める必要はなかった。だけど、そうじゃなくて一人でも多く不妊に悩んでいる人を安心させたい、救いたい、そうするには一人じゃ無理だと思った。
輪郭が見えてきた気がします。
妊+はカウンセラーが活躍できて活動の幅を広げられるようにしています。
勉強会や交流会も毎月やっています。それは、支援するカウンセラーの土台が整っていないと継続的に不妊当事者を支援できないからです。
ひとりだと心が折れていつ活動をやめるかもわかりません。やめるカウンセラーも多くみてきました。
だからこそ長く続けるためにカウンセラーのコミュニティもつくっています。
それが不妊当事者に安定した支援を届けるために必要だからです。
私の舞台じゃない
救える人を増やすための場所
このあたりが妊+のコアバリューにつながっていると感じています。
もうすぐ言語化できそうな予感。
やっぱり初心忘るべからずですね。
頭の中を整理するために書いたけど、私の想いが乗ったブログになった気がして書いてよかったと思います。
迷走中でもなんとかやっています!😁
みなさんも迷いながらももがいて進んでいきましょうね。


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