Vol. 6 公務員からフリーランスになった私の記録【2ヶ月目中編】クリニック営業での失敗

フリーランス記録

不妊ピア・カウンセラーのasamiです🐰
私は現在、大学生でもありフリーランスでもあります。
もともとは地方公務員の土木技師として大学卒業から12年半過ごしてきました。

不妊治療を経て公務員退職を決断した私の活動記録シリーズ🎞
前回は孤独なフリーランスの気持ちの高め方をお届けしました。
今回はフリーランスになって2ヶ月目の記録中編
クリニックへの営業での失敗とは…🙈

前回の記事↓

フリーランス2ヶ月目の記録

年月できごときもち
2022.12不妊症・不育症ピアサポーター交流会参加交流会とか苦手だけど大丈夫かな…
NPO法人Fine研修参加ボランティアをするときの心得を知れた!
クリニックへ営業先延ばしにしていたけど…
モニター募集開始自分でやるしかない!
交流会で出会った人と積極的に交流私、やっぱり仲間が欲しかったんだ
不妊カウンセラーを目指す人と交流自分の知識が役に立つってうれしい!
学生時代の友人と交流まさかこんな形で交流が復活するとは!
フリーランス2ヶ月目の記録

クリニックへ営業

行くまでの葛藤

不妊ピア・カウンセラーとして活動し始めて最初の難関はこれでした。
不妊に苦しんでいる人とつながるにはクリニックと連携したり、ちらしパンフレットを置いてもらうのが一番いいとわかってはいるんです。

だけど、勇気が出ない…

「名刺ができたら」
「ちらしができたら」
「落ち着いたら」

いくらでもでてくる言い訳と過ごすこと2ヶ月。
いつものようにスタバで夫と作業をしていると、夫から急にこんな言葉が。

「いつクリニック行くの?」

私の治療のためではないニュアンスをはっきりと受け取りました。
名刺ができてもまだパソコンで作業を続ける私にはとてもグサッとくる言葉でした😱

「行こうとは思ってる」
「じゃあ今日の午後」
「え!?」
「誰かから期日を切られたほうが行ける。今日の午後は予定あるの?」
「…(ありません)」
「君はいま、ゴルフ初心者が”コースに出るの怖い”と言って練習場の前でじたばたしているのと同じ状態。まずは練習場に行くところから。その練習場が今まで通っていたクリニックだと思えばいい。本番はそのあと」

私は練習場にもいかずにいきなりコースでうまくやってやろうとしていました🤯
何もできないはずです。
いきなり期日を今日に設定されたことで頭の中はフル回転。
なんの資料持っていこう、ちらしはまだないけどどうしよう、何時に行こう、アポはいる?

あれ?もう行く準備を始めている。

その日の午後、私は5年間通っていたクリニックの門を久しぶりに叩いたのでした。

行ってからの失敗

決まれば即行動するのが私の長所。
きれいめな服に着替えて「不妊ピア・カウンセラー」と書いてある名刺を握りしめ、いざ通い慣れたクリニックへ。

緊張はピークに。

「こちらに通っていた者なんですが、院長先生に最後の挨拶を、と思いまして。院長先生はいらっしゃいますか?」
「院長は外出しています」
「そうですか。私、自分の不妊治療の経験からメンタルケアの大切さを感じてカウンセリングの勉強をしたんです。もしよければちらしや名刺を置かせてもらえないかと思いまして。いつ頃伺えばよろしいですか?」
「予定がわからないので院長から連絡するように伝えますね」
「ありがとうございます」

こうしてこの日は帰宅することになったのです。


電話が鳴るのを待っている時間はすごくストレスでした。
(帰宅後)もう診察時間始まったかな?
(夜)診察時間後にかかってくるかな?
(翌日)休診日だからかかってこない?
(翌々日)もう診察始まったよね?

そしてついに院長先生からの電話が!

「元気?聞いたよ」
「ありがとうございます」
「先生もメンタルケアの大切さは理解している。病院でも最近取り組みを始めた。先生は患者さんと直接話すことを大切にしていて、これからも大切にしたいと思っている。だからちらしは置けない。ところでもう治療にこないの?きみの年齢ならまだいけるよ」
「夫と話し合ってもう治療はしないことにしました。あいさつをと思ったのですがなかなか行けず…」
「そうか。旦那さんにもよろしく伝えてね」

院長先生との会話はこんな感じで、完全に先生のペースにのまれてしまいました。
やっぱりだめだったか、という気持ちもあったけどほかにも後悔が…

夫からもらったアドバイスはほかにもあったのです。

  • 院長が不在のときは次行く日にちを決めて帰ること
  • 電話ではなく直接会って話をすること

院長から電話がかかってきたら訪問する日時を決めようと思っていたのに、完全に先生のペースにのまれて全然切り込めず、電話で完結してしまいました。

撃沈です。

営業の仕事をしている人、尊敬します!
しばらく放心状態でしたが、この経験もデータのひとつだと切り替えました😁

自分でやるしかない!と奮起した私が次にとった行動とは?

モニター募集

クリニック営業での反省点をひとしきり洗い出したあと、私は即座にfuninno相談室でモニター募集をかけることにしました!

告知方法

  • ホームページで掲載する
  • SNSに投稿する
  • ちらしをつくって貼ってもらう
  • 知人へ声をかける
  • メディアへ取材依頼する

思いつく告知の方法はいろいろあるけど、まずはホームページ・SNS・知人へお知らせをすることに☝
前職の同僚や友達へも
「今、不妊ピア・カウンセラーとして活動していて、知り合いに不妊で悩む人がいたら声をかけてほしい」
とお願いをしました🙏✨
みんな私が不妊ピア・カウンセラーとして活動していることを知らなかったので、驚きとともに多くの応援をもらえて、私自身も驚きとともに喜びでいっぱいになりました😂

たくさんの人に自分がこういう活動していると知ってもらうことで必要としている人に届くんだなと、改めて感じた経験でした🥰✨

募集をかけてからの気づき

クリニックへの営業では思ったように話せなくて反省ばかりでしたが、モニター募集でも考えの甘さが浮き彫りに。

…募集をかけたらすぐに応募がくると思っていました😱😱😱

しっかり対応できるように何度も何度もイメージをして、申し込みが来ていないかスマホを握りしめて過ごす日々。

あれ?
投稿できてるよね?

だんだんと不安になってきて、せっかく高めた意識も下がりはじめていました。

  • 告知の方法や書き方がいけないのか
  • SNSもホームページも始めたばかりで見られていないのか
  • 私が個人でやっているから信用がないのか
  • 私が選ばれていないのか
  • そもそもカウンセリングは必要とされていないのか

こんな考えが頭の中をぐるぐるとめぐっていました😵
やっぱりひとりではだめなのか…
またもや弱気になっていた私のもとへ届いた2通のメッセージ
ついにカウンセリング始動!?

ふりかえり

こうしてふりかえってみれば、どうして通院していたクリニックへ行けなかったのかがわかります。
今の活動を批判されたり、断られたりすることへの恐怖があったのです。
だけど、現実を知って前に進むこともときには必要なのかもしれません。

次回フリーランス2ヶ月目後編!
ついにカウンセリング始動か?

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